ワタモテレビュー喪113 「モテないしバレンタインデーを送る 2」
4月6日(木)に、待望の 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! の喪113「モテないしバレンタインデーを送る 2」が公開されました!
今回のタイトルは「モテないしバレンタインデーを送る 1」なので、ひょっとしたら次回は変態姉妹視点からのバレンタインデーでしょうかね?
部活上がりの智貴にチョコを渡そうと画策して失敗したり、とかでしょうか。何にせよ次回への期待が高まりますね!
前回のワタモテレビューにおいてこのような推測を立てていたのですが、期待を裏切らないと言いますか、読者の期待以上のものをお出しになるのが谷川ニコ先生。
ちんk……朱里ちゃんがプレビュー画像を飾ります!
という訳で、喪113「モテないしバレンタインデーを送る 2」は、変態姉妹視点からのバレンタインデー回です!
喪112の別視点からの今回は、小宮山さんが智貴にチョコをプレゼントすることを渋るところからスタートします。
どうやら小宮山さんはバレンタインデーに嫌な思い出があるようで……。
知らない方はぜひ
を購入していただきたいのですが、概略だけ言いますと、
「今日は14日だから……(智貴くんに)ちょ……こ……ち(ょ)…こをね……(渡したい)」
と伝えようとした小宮山さんの言葉を
「智貴のちんこを見たい」
と聞き間違えたもこっちのせいでバレンタインデーがめちゃくちゃになってしまった経緯があるのです。
何を言っているのか分からねーと思うが私も何を言っているのかわからなくなってきました。
ですが朱里ちゃんがそんな過去のトラウマから一歩を踏み出しきれない小宮山さんの背中を押します!本当にいい子ですね。
朱里ちゃんがここまで行動的に背中を押すのは、きっと小宮山さんが智貴に対して「すごく純粋な」思いを抱いているのを知ってのことなんでしょうね。
さて一体小宮山さんは、智貴にどんなチョコを渡すつもりなのでしょうか?
あっ……(察し)
/::://:::! /-=、 ,// u / _,,.-ゝ. 「ヽ l ! , l 一本のバットと二つの球
/::_;イ-‐=レ'==ミ" '∠-==ヽl=ヽlヽ レ'レV
/::::::::..、 o ,≡:::::::〈、 o , :|│ リ ' 手作りするのは小宮山さん
::::::::::::::::: ` ー--‐ '´三 :::::::::ヽ`::ー-‐:'.´ |│ l
::::::::::::::: ニニ ::::::::::::::ヽ::::::::: U |│ ! この二つの符号が意味するものは
:::::::::::::::U  ̄ ̄ U::::::::::::::::ヽ::: u |│ .l
:::::::::::::::: U r‐:::::::::::::::::::::ヽ. Lノ | ひとつ……!
ちん……。
……。
約束された勝利の剣とでも形容しましょうか……アレに見えなくもないです。
ま、まあ大丈夫ですよね!球とバットが離れてますし!セーフですよセーフ!
それにしても何故ボールの間にバットを挟んだのか、過去のトラウマを払拭するつもりがないのか、避けるあまり無意識下に表出してしまったのか。謎は深まります。
それにしても、智貴に対するプレゼントなのにも関わらず、実質プレゼントの2/3を自分の趣味の要素に染めてしまうのはどうなんでしょうか。
相手へのプレゼントは自分の趣味を主張するためのものでは無いと思いますし、それだったら全部サッカーボールにして袋に詰めた方が良かったような気もします。
でも、こういうところにもこっちとゆうちゃんを千葉マリンスタジアムに連れていき、伝わらないロッテトークを延々と続けていた小宮山さんらしさが出ているとは思います。
上のコマは、冷蔵庫に先程のチン……バットとボールのチョコを入れたあとに挟まれた一コマなのですが、妙に印象に残りました。
ここで朱里ちゃんは、田村さんと一緒にチョコを作るもこっちの背中を見て何を思ったのでしょうか……。特にモノローグがないのが想像を掻き立ててくれます。
そして、朱里ちゃんが背中を押してくれたことに感謝する小宮山さん。
二人の間には智貴を通しての友情が芽生えつつあるようですね。
「色々あってね」で説明を省いているせいで、何があったらチンコを見に行ったことになるのかこれだとさっぱりなのですが、本人的にも嫌な思い出なのですから、深く言及はしたくはないでしょうね……。
主にもこっちのせいなんですが。
いざ勇気を振り絞り、小宮山さんが智貴にチョコを渡しに行こうとした矢先、もこっちとぶつかってしまい、二人とも箱を落としてしまいます。
ふたりとも準備室に余っていた箱を使用したせいか、お約束のように箱を取り違えてしまい……
もこっちのお手製チンチョコを持っていってしまう小宮山さん。
ああ、小宮山さんは今年もちんこの運命からは逃れることが出来ないのでしょうか。
というか、喪112でもこっちが「ゆうちゃん用のセクハラチョコ」と言っていましたが、やっぱりチンチョコだったんですね……。今のところもこっちが作ったチョコはうんことちんこしかない(描写されている範囲内では)のが酷すぎます。小学生男子かな?
それに田村さんの前で堂々と知り合いのことをクソメガネ呼ばわりしているのも笑いを誘います。
ですが、ちんこへと収束する小宮山さんの悲惨な運命を打ち破るために、息を切らしてまで朱里ちゃんが奔走します……!
小宮山さんの純粋な思いを知っていたとしても、やはり恋のライバルとして少しは思うところもある筈です。それなのに、小宮山さんのために一心不乱に走っているんですよ。
すでにチョコを渡した立場として、小宮山さんにまともなチョコを渡させないのは出し抜いた感じがして嫌だったのでしょうか……つまりは対等で居たかったのでしょうか。
だとするなら、やっぱり朱里ちゃんはフェアで優しい子なんだな、と思います。(あくまで推測ですが)
そんな朱里ちゃんの想いが届いたのか、小宮山さんが智貴にチョコを渡す直前で食い止めることに成功します。
「もう少しで大変なことになる」とまで言わしめた、智貴に渡しかけていたチンチョコは一体どれほどの出来栄えだったのでしょうか?
モザイクが掛かるレベルのチンチョコでした。
女神転生のマーラ様が公式フィギュア化されるこのご時世に規制されるチョコなのですから、一体どんなえげつない形状だったのでしょうか……。隣で見ていたであろう田村さんがどんな心境だったのかが気になるところです。(見なかったことにしてそう)
でも以前、もこっちがガチレズさんと田村さんとの3人で昼食を食べる際、「二人が好きそうな共通の話題」としてペニスの話題を強引に振った前科があるので、完成品を田村さんに見せてそうな気もしますね……。
無事に手作りチョコを渡すことの出来た小宮山さん。本当に何もかも朱里ちゃんのおかげですね。
きっと朱里ちゃんが背中を押さなかったら、これから数年間ずっとバレンタインデーで引きずってそうだったので、そういう意味でも良かったなぁと想います。
それにこの小宮山さんの笑顔、純粋そのものじゃないですか。天使化以来じゃないですか?
ここ最近の小宮山さんの表情といえば智貴に挨拶するときのイキリ顔だったり変顔だったり挨拶されたときのアヘ顔だったりベッドの中に入って覚醒する顔だったり、正直ろくなものがなかったので個人的に嬉しいです。
一体前世で何をしたらそんな呪縛に囚われるのかは分かりませんが、勇者である朱里ちゃんの活躍で小宮山さんは救われたのは確かなようです。
いやあ、ハッピーエンドじゃないですか!夕暮れの空が波乱の一日と、小宮山さんの呪縛に終わりを告げたことを暗示しているかのようですね!
……ん?
-BAD END-
↑
まあ、溶けるよね。
サッカーボールと野球ボールの模様も溶けて消えてただの玉になってるのが悲惨。
ところで、聡明なワタモテ読者の方はお気づきになられたかと思いますが……
もこっちにチョコを渡すために汗を流し、息を切らしてまで探すうっちー……。
い、いやあ……友達重い思いですね……。
ここでどうしても妄想してしまうのは、実はうっちーはもこっちを最後の最後で見つけていた展開なんですよね。
つまり家庭科室で、田村さんと一緒にチョコを作るもこっちを目撃したという展開です。
しかもそのトドメとしてチョコを交換するシーンを目撃していたとしたら……。
……じ、次回は何の話なんでしょうね!
出来ればうっちー視点でのバレンタインもじっくり見てみたいものですが、割くとしても一話丸々割くという事は無さそうで、あるとしても短編回で1~2ページぐらいかな、と推測しています。
次回はもうバレンタインデーの話は終わり、日常回に戻るものと推測します。ホワイトデーに一気に飛ぶことはなさそうかな、と思っています。
それではまた次回!