場末の。

ワタモテの感想記事がメインです。たまに他の話題を取り扱った記事も投稿します。

ワタモテレビュー喪142「モテないしきーちゃんの進路も決まる」

9月20日(木)に、待望の私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!の喪142「モテないしきーちゃんの進路も決まる」が公開されました!

 

 

www.ganganonline.com

 

 

 

前回(喪141)、今までの長期休暇に現れるセオリーを破り、もこっち……ひいては読者の眼の前に姿を表したきーちゃん。
今回のエピソードは前回の智貴のサッカー応援の続きからとなりますが、果たして事態はどう転ぶのか?要注目です!

 

 

f:id:ciel_machine:20181001161156j:plain 
今回のプレビュー画像はもこっちきーちゃんです!
かつての女王(クイーン)の姿はもう無く……!?

 

 

 

 

f:id:ciel_machine:20181001161153j:plain

熱く黄色い声援の飛び交う群衆の中、対照的に淡々と(弟がサッカーやってんの初めて見たわ)とグラウンドの智貴を見つめるもこっち。
すると、そんな群衆の中に見覚えのある少女の姿を見つけます──そう、もこっちを尊敬してやまない後輩の平沢さんです。

 

しかし平沢さんももこっちと同じく、黄色い声援を浴びせる訳でもなくグラウンドを見つめるだけ……そんな平沢さんが気になったのか、もこっちは「なんでいるの?」と直球な質問をぶつけます。
すると平沢さん、入試で落ちた彼氏がサッカー部でその応援に来たんだそうです。それを聞いたもこっち、(まだ別れてなかったのか……)と衝撃を受けます。


このもこっちの感想はどストレートすぎてちょっと失礼なようにも思えますが、平沢さんは何もして無くても男が周りに寄ってくる程のモテモテ体質かつナチュラル畜生の気質を併せ持っているので、環境が離れてしまった彼氏と別れずに付き合い続けているのは驚いてもしょうがないかもしれません。ですが、それも平沢さんが誠実な人間なのだという現れかもしれません。

 

 

f:id:ciel_machine:20181001161151j:plain
が、レギュラー争いに敗れベンチで落胆する彼氏に対して「落ちるのが得意なのかもしれない」などという畜生発言を悪気なさそうにしてしまう平沢さん。やっぱりこの娘もどこかイカれてます。
ひょっとしたら彼氏さんはMなのかもしれません。

 

 

f:id:ciel_machine:20181001173546p:plain

すると平沢さんはもこっちに逆質問し、いとこであるきーちゃんの見学の件を伝え、そのついでに智貴が試合に出場していることを教えます。
すると「え!? 先輩の弟!? どの人ですか!?」と過剰反応する平沢さん。
……さて、ここのきーちゃんの視線移動に注目したいですね。平沢さんに会釈するシーンでは平沢さんに特に目を合わせることもなく、体も正面に向けないという、あまり興味がなさそうな様子だったのですが、平沢さんの反応を受けてからは平沢さんの表情を伺うように視線を見上げています。
「先輩の弟!?」という、もこっちに好感を持つ人間のリアクションに対して反応しているといいましょうか、「この人もお姉ちゃんのことを好いている」という事を感じ取ったのかもしれません。

 

 

 

f:id:ciel_machine:20181001161150j:plain
そしてさらっとゴールを決めていたことが明かされる智貴。
きっと黄色い声援を飛ばす女の子の心も何人か鷲掴みにしていたはずなのですが、「先輩の弟さんって聞くと凄く格好よく見える」と、智貴を評する平沢さん。
彼氏がいるというのもあるかもしれませんが、並大抵の男には心動かされることはないようです。

……と、そんな平沢さんに横から水を差すのは……。

 

 

 

f:id:ciel_machine:20181001161815j:plain
世にも珍しい、智貴に近づく女に飛びかかるコオロギことこみなんとかさんです。
今回の平沢さんの場合はもこっちあってこその智貴への高評価を下した訳であって、智貴に強い好意を抱いただとか物理的に近づいたとかそういう訳でもないのにこの仕打ち。誰かこのコオロギを止めろ。
ちん子朱里ちゃんは後輩で大人しい性格ということもあり、そんな小宮山さんの暴走を止められそうにもありません。でも悩んでいる通り付き合い方は考えたほうが良いと思います。


そんなコオロギからのパンチを受け、やはり自分は女子から嫌われてしまうのかと肩を落とす平沢さんですが、「あのメガネは小説じゃなく変態に全振りした鮎喰響みたいなもの」と平沢さんをフォローするもこっち。
あまりにも独特な例えですがよく伝わりますし、後輩のフォローに即座に回ることのできるもこっちは立派です。

 


さて、元々試合見学に来たわけではないもこっち一行。きーちゃんは「お姉ちゃん そろそろ行こう」と本題に戻そうとするきーちゃん。
すると、彼氏の出番は前半はないと判断した平沢さんも二人についていくことに。
……ここまでのやり取りで、平沢さんがもこっちのことを慕っているのは十分きーちゃんも肌で察したことだと思います。
すると二人きりになったタイミングで「平沢さんはお姉ちゃんとどういう関係ないんですか?」と切り込んでくるきーちゃん。やはり、今回の学校見学はもこっちの人間関係の詮索が主な目的だったのでしょう。
それに対し平沢さんは、もこっちが入試で助けてもらったことと、入学してから友だちがいない自分に優しくしてくれることを伝えます。


……平沢さんの口から語られるもこっちの「優しい先輩」エピソード。それだけ聞くと人格者そのものであり、きーちゃんの知るもこっちとはまたしても大きく乖離していることとなりますが……。

 

f:id:ciel_machine:20181001161813j:plain
ヒエッ……

 

ここに来てきーちゃんのサイコアイが発動。相変わらず心臓に悪いです。
サイコアイを発動した理由を私は「自分の求めるお姉ちゃん像から著しく乖離したお姉ちゃんの話を聞いたから」かなと最初は思ったのですが、この後のシーンで確信的な台詞が出てくるので、恐らく原因はそれでしょう。(該当のシーンで後述します)
もちろん、「年下に好かれる」というのはもちろんきーちゃん自身を含めた話でしょうね。

 

そしてきーちゃん、「はい 年下の男の子達から女王って慕われてたんですよ」と確かに存在していた事実(イカサマで小学生にカードゲームで勝つ)を伝え平沢さんを驚愕させ、一旦のオチとなります。
ここは笑えるコマなのですが、それと同時にきーちゃんの中でのもこっち像が、過去のままで止まっている印象を受けるシーンでもあります。
我々読者がもこっちの成長を追体験しながら見つめてきた中、きーちゃんはそれを知る由も無いのですから、どうしてもそうなってしまうのは少し切ないものがありますね……。

 

 

f:id:ciel_machine:20181001161811j:plain
さて、平沢さんがきーちゃんをトイレまで案内している最中、もこっちは学校が休みにも関わらず中庭で犬をあやす吉田さんの姿を見かけます。隣には吉田さんの友達であるタレ目さんの姿もありますが、麗奈(メカクレ)さんの姿はありません。
事情を聞くもこっちですが、どうやら麗奈さんはバイク通学が見つかって謹慎(自習室で指導)になってしまい、吉田さんとタレ目さんは謹慎明けの今日迎えに来たのだそうです。
(ヤクザの出所を出迎えるみたいなやつか?)と失礼ながらも的確な例えで状況を把握するもこっち。続けて話題は吉田さんがあやしている犬へと移るのですが……。

 

 

 

f:id:ciel_machine:20181001161809j:plain
もこっち!?

 

ケモナーになってしまったきーちゃんに改造された姿と言われたら一瞬信じてしまいそうになるぐらいには目元が似ています。
「こいつ頭いいぞ お手ができんだ」という吉田さんの台詞に(バカそうな顔してるが……)と返すもこっちですが、ブーメランとして自分に返ってきている事には気づかないでしょうね。
それにしても、もこっちと似た目をしている犬を可愛がる吉田さんというのもなんだか波動を感じるシチュエーションですね。

 

するともこっち、犬の賢さを確かめるためか命令を出すのですが……。

 

 

f:id:ciel_machine:20181001161807j:plain

 

 

 

 

f:id:ciel_machine:20181001161839j:plain
吉田さんのデリケートゾーンは引き寄せてしまう何かがあるのか、それとも黒木の気配を持つものが引っ付いてしまうのかはさておき、またしてもラッキースケベを引き起こしてしまう吉田さん。そのままToLOVEるにも出演出来そうなレベルのそれを「ラッキースケベ発生機」とまで表現するもこっちですが……。

 

 

 

 

f:id:ciel_machine:20181001161837j:plain
吉田さん、あれなんでしょうか。やばいのを引き寄せてしまう体質でもあるのか、食堂での対コオロギ戦よろしくまたも不穏な空気が漂い始めます。
ヤンキーに臆することなく、姉の愛するケモノに暴力を振るった吉田さんへ「私動物いじめる人嫌い お姉ちゃんの友達でも許せない」とサイコアイを向けます。
吉田さんを見てすぐに「お姉ちゃんの友達」と表現したのは、ネズミーの写真に映っていた吉田さんを覚えていたからでしょうね。

 

 

 

f:id:ciel_machine:20181001161836j:plain
さて、もこっちをして「ピュアヤンキー」と形容される吉田さん、犬がしでかした事を口に出そうとするのですが「この犬はなー 私の……」「私の……」で止まってしまいます。UFOの建物の正体も知らなかった吉田さんには荷が重すぎるようです。
なので「うるせー!!」「ガキは引っ込んでろ!!」というガキみたいな台詞で片付けようとします。(余談ですがここの「むっ」としているきーちゃん、久々に人間味を感じました。)これでは吉田さんがただの悪役になってしまう所なのですが、そこは口下手な友人のピンチを助けるべく、もこっちが動きます。

「きーちゃん 吉田さんにも理由があるんだよ」

 

 

 

f:id:ciel_machine:20181001161834j:plain
直球160km/hがど真ん中に投げ込まれました。

 

 ボクサーよろしく顎を横から叩かれ脳震盪を起こし平沢さんに抱え込まれるもこっち。平沢さん、ク●二発言程度では信仰は揺るがないようです。
一方、衆目を憚らず吉田さんへの間接的セクハラをぶっ放したもこっちを好意的な視線で見る人物が現れます。それは……

 

f:id:ciel_machine:20181001161832j:plain

なんと、吉田さんの友人であるタレ目さんでした。もこっちが吉田さんの友達なのはタレ目さんの既に認めるところであり、その上で面白いと認定されたようです。おそらくここまで吉田さんを翻弄する存在は珍しいからでしょう。
朦朧とする意識の中、名前を聞かれ返答するもこっち。

 

 

f:id:ciel_machine:20181001162241j:plain
「友達が増える光景」を目の前で見せつけられるきーちゃん

ここでタレ目さんの名前が「杏奈」であることが明かされます。
「今度めし行こうぜ」と、どんどんもこっち昼食会への入会者が増えるのを、ただただ無言で見つめるきーちゃん。
……この時の心情は、次の教室でのシーンで語られることになります。

 

 

f:id:ciel_machine:20181001162208j:plain

場面は移り、もこっちの属する教室の3-5へ移ります。
もこっちへ席に座るよう指示し、そしてもこっちのクラスメートのように、隣のネモの椅子に着席します。

……この席から見える光景は、どれだけ手を伸ばしても届くことも叶うこともないもこっちとの学校生活を映し出しています。
せめて叶わぬ夢ならばと、きーちゃんは隣の席から見える光景を一度見ておきたかったのかもしれません。


そして、きーちゃんは抱いていた思いを伝えます。

 

「みんな楽しそうだね お姉ちゃんといるの」

 

f:id:ciel_machine:20181001162206j:plain
もこっちの魅力に(歪んだ形とはいえ)気づき、半ば執着的になっていたきーちゃん。その時はきーちゃんが独占しているような状態でした。(描写されていない入試以降のネモの心情等は除く)
が、修学旅行などを通してもこっちが成長し、周りの人間ももこっちの魅力に気づき、今や「ぼっちだったお姉ちゃん」は居なくなってしまいました


「私だけだと思っていた」


平沢さんがもこっちを好いている様子を見せた時、サイコアイになってしまったのも、実はこの思いから……「自分だけのお姉ちゃん」から離れてしまったことによるものだとこのシーンで分かります。もしかしたら、きーちゃんの中には独占欲に近いものがあったのかもしれません。

 


すると、もこっちは学校見学の帰りに道にきーちゃんをとある場所に連れていきます。
それは、喪16で姉としての面目を取り返すために訪れた駄菓子屋でした。
瓶ジュースを奢りながら、かつては女王として君臨した立場であるにも関わらず、子どもたちがカードゲームに励むさまを眺めます。

 

f:id:ciel_machine:20181001162204j:plain
二年の月日を経て、二位のせいや以外のメンバーが入れ替わっている。

かつては一位に降臨したクイーンの文字がない勝敗ランキング。「もうカードゲームやってないの」と問うきーちゃんに「もう大人だしね…」と返すもこっち。
それに落胆を隠せないようで、「カードゲームやってたお姉ちゃん格好良かったのに」とぽつりと零します。(あれを格好良いと本当には思ってないでしょうが…。)

 

 

f:id:ciel_machine:20181001162202j:plain
「あの時カードゲームやってた奴らカードも学校も卒業したしね……」と一応当時の子供たちの現状も把握している様子のもこっち。さすがクイーン
それに対し、「新しい友達できたもんね」という事を話に持ち出すきーちゃん。やはり、自分以外にもこっちの魅力に気づいた存在が出てきたことを引きずっているようです。

……そんなきーちゃんの何処か強い言葉に対し、汗を流しながら自分なりに言葉を紡いでいくもこっち。
子供向けゲームの「アイカツ」を知らないであろうきーちゃんにも分かるように言葉を噛み砕いて説明しているのですが、それもなんだか成長を感じます。
……そしてその内容というのは、アイカツで一緒に遊んでいた中学生と小学生のペアを見つけたものの、小学生の方がある日ゲームを卒業したにも関わらず、中学生がずっとアイカツを続けている姿が「無性に悲しかった」と感じたからだったのです。
(一連のシーンでもこっちの服装が変わっているので、季節が一年過ぎ去ってもずっと中学生だけがそれを続けているのが分かります)

 

……ゲーセンやカードショップ等に通っている方ならひょっとして共感できるのではないでしょうか(私はそうです)。何処か切ないエピソードですね。
そして「駄菓子屋に来ると似たような感じがしてしばらく来なかった」とつぶやくもこっち。
あのランキング表を見れば分かる通り、殆どのメンバーが卒業しているのでやむを得ないことでしょう。(ひょっとしたら残り続けている「せいや」は同じ気持ちを味わっているのかも…)
ではなぜここに連れてきたのか問いかけるきーちゃんですが、「きーちゃんとならそんな寂しくないし」「きーちゃんちょっと元気なかったからお菓子とか食べたら元気出るかなって…」と、きーちゃんを慮る言葉をかけます。

f:id:ciel_machine:20181001162200j:plain
にも関わらず全く喜ばないきーちゃん。
この後のシーンで「お姉ちゃんに嫌がられても」と言っていることから、この言葉にうわべのようなものを感じているのでしょうね……。
しかし、きーちゃんが元気が無かった(友達が居るのを見て様子をおかしくしていた)のは確かですし、サイコ化を食い止める目的以外にも本当にそういう気持ちがあったのではないかと私は思います。

 

そして一年生の頃はうまい棒10本だったきーちゃんに奢ったお菓子も、二年隔てて3年生になった今は200~300円ぐらいにまで予算を拡張。
笑顔で「大人だね」と言うきーちゃん、これもまた棒読みだと思います。

 


……ですが、駄菓子をつまみながら、きーちゃんは先程のアイカツの話に言及し、きーちゃんの胸の奥に潜む強い思いを伝え始めます。


「お姉ちゃんが中学生で私が私がその小学生ならずっと側にいるなら 悲しくないよ」

 

f:id:ciel_machine:20181001162249j:plain

 

「お姉ちゃんが動物のHなイラストに興味持ってたら私もそれに興味持って」

 

「お姉ちゃんがラップ好きなら私も聞くの」

 

 

f:id:ciel_machine:20181001162247j:plain
きーちゃん……J-POPの純愛ソングの歌詞のようなとてつもなくストレートな愛の言葉をガンガン伝えます。しかも、表情を変えずにサラッと。
これは、すごいことです。これはではなく……です。
……ただ少々その愛の性質が若干独特だとは思いますが……。

 

 

f:id:ciel_machine:20181001162245j:plain
そしてトドメには、女心を惑わせるいわゆる「ズルい部分(お姉ちゃんっぽいこと)」にも言及し、「だからね こっちも子供みたいなことしたくなるの」と幼い笑顔を向けます。
……もこっちにここまでどストレートに猛アタックしたのはきーちゃんだけですよね。(ここまでアクセル全開だと、やはりもう当分出番がないのでしょうか……。)
……散々お姉ちゃんっぽいことをしようとして失敗したり、今回も見透かしたような態度を取ったこともありますが、それでも「お姉ちゃんっぽいこと」をしようとしていたことは、態度には出さずとも好感を覚えていたのですね。
「子供みたいなことしたくなる」というのは無邪気で可愛い台詞なのですが、「子供っぽくもない気がする」というもこっちの台詞通り、精神的にとても大人びているきーちゃんには似合わないような気もします。

 

 

そして、帰宅して夜を迎える一行。
もこっちのベッドの横で布団を敷いて目を閉じるきーちゃん。かつて、もこっちにビックリさせられてサイコアイになっていた時とは違う穏やかな表情です。
……が、まだ眠っていないようで、改めて抱いた思いをもこっちに伝えます。
それは、「やっぱり一緒に通いたいって思った」という大切な気持ちです。 

f:id:ciel_machine:20181004014819j:plain

でもその思いを聞かされるもこっち、たまったもんではないという表情です。やっぱ嫌がってんじゃねーか。

 

……が、そのもこっちの焦る思いが届いたのか「受けないよ 来年通ってもお姉ちゃん卒業してるもん」と返すきーちゃん。
ほっ、と安堵するもこっちですが、「お姉ちゃんの友達は一緒に駄菓子屋行ったりお泊りできないでしょ」「だから高校は我慢する」ときーちゃん。


……さらっと流しそうになりそうな一コマですが、「だから高校は我慢する」という一言が非常に不穏ですし、見逃してはならない点が「お姉ちゃんの友達が一緒に駄菓子屋行ったりお泊りできる」状態の場合は「我慢できなくなる」と取れる文脈です。
……やはり今日一日のイベントを踏まえてもきーちゃんの独占欲は健在のようです。

 

f:id:ciel_machine:20181001162243j:plain

そしてきーちゃん、唯一一緒に学べるチャンスである大学に思いを馳せるのでした。図らずもそれがもこっちの受験勉強のモチベーションに繋がるというのが笑いを誘います。
しかし、一見してきーちゃんのサイコさを感じてしまいそうな回でもありますが、きーちゃんの抱くもこっちへの愛の強さ、歪んでいても真っ直ぐというなんだか不思議なその感情に私は応援したい気持ちになりました。これは純愛ですよ。あの駄菓子屋の一連の下りは本当に素晴らしい愛の言葉だったと思います。
ただ、今回のエピソードできーちゃんは受験勉強の事を顧みてもこっちへの接触が少なくなるでしょうし、今回のエピソードはきーちゃんの思いを出し切ったという印象を受けるため、出番はもうしばらくないのかと思うと切なくなりますね……。私は次のきーちゃんの出番に思いを馳せるとします。

 

 

……今回は大変更新が遅くなり、本当に申し訳ありませんでした。今後も不定期更新になりそうです……。