ワタモテレビュー喪148「モテないし短くする」
1月3日(木)に、待望の私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!の喪148「モテないし短くする」が公開されました!
「短くする」と聞くと髪型か何かなのか、もう既にゆうちゃんがやったんじゃないのか…
なんて風に思ってしまいますが、どうやら今回はそういう訳ではなく、我らがもこっちのアレが短くなってしまうようです。
そう、アレです。ひらひらしてるやつです。
今回のプレビュー画像はもこっちとネモと田村さんと加藤さんです!
…驚きました。本編に入る前、プレビュー画像で既に感じちゃっているのは今回が初ではないでしょうか。
まず事の発端はネモによるものでした。
「もこっちのスカート長すぎ問題」。
スケバンかと言わんばかりに長いもこっちのスカートに、遂に開始から数年の時を経て言及をする者が現れました。
確かに今どき、校則で定められているとかそういう訳でもないのに膝下まで伸ばすのは珍しいのかもしれません。
思えば自分だけ長いスカートを履きながら他の短いスカートの女の子の中を覗き込むという卑劣な術を使う場面がここ最近のもこっちには目立ちましたね。ネモも短いスカートをもこっちに覗き込まれたピンクの被害者ですから、そういう意味でもこっちにズルさを感じてこの話題を振ったのかもしれません。
もこっちのスカートの長さはそのまま自分への自信の無さに繋がっているようで「短くすれば?」というネモの提案に「私がスカート短くしても見る人いないっていうか…」と返答します。見る見られるが焦点になっている辺り、どこかピントのぼけた回答のように聞こえなくもないです。
非常に汎用性の高そうな煽りをかますネモ。らしさが出てます。
「長いほうが目立つよ せめてひざぐらいにすれば」と加えて口にしますが、
ネモとクロのやり取りらしい煽りあい合戦に。
淫乱ピンクという何処か懐かしいワード(ピンク髪のキャラは淫乱というオタク用語。この場合のピンクは違う気もするが。)も飛び出しますが、田村さんも巻き込まれてしまいます…というかこの田村さんの表情は「ビキッ」と来た表情なのか、「淫乱ピンク」に笑いを堪えているのか気になるところです。次ページの様子を見ると後者も十分有り得そうですが。
田村さんの「○○と違って」構文も、もはや聞き馴染んできた感があります。
「女子はだいたい履いてると思うけど」と言いながら(淫乱ピンク)のモノローグを浮かべている辺り大分攻めに出ています。どちらかというと一方的な煽りあいになりやすいワタモテにおいて、三つ巴の煽り合戦は珍しい光景かもしれません。
一方のもこっち、(この前机の下から見えたの生パンツじゃないのか……)と落胆したかのようなモノローグを浮かべます。そういうとこだぞ。
今度はネモがお得意のレ○プ目を披露します。
一時期はもこっちを戦慄させるほどのパワーを持っていたそれですが、その眼差しを向けられたもこっち、冷静にネモの性格分析に入っています。これも仲良くなった証拠なのかもしれません。
しかし真っ向勝負のネモにパワーで押し返すのも面倒だと思ったのか、もこっちは渋々スカートを折ります。
しかし当然のことながら、一回折っただけでは全然短くなりません。
ここでいう「昔やったことあるけど〜」は記念すべき喪1の惨状のことを指しているのでしょう。
見かねたネモが「きれいなやり方教えてあげるからやってみなよ」ともこっちのスカートの裾を掴みにかかりますが…。
そこを通りがかったのは加藤さんと岡田さん。
加藤さんはネモに対して不審感を抱いているところがありますから、このもこっちのスカートを掴んでいる犯行現場は見逃せないでしょうね。右拳が握られているのもどこか意味深に思えます。
その二人に対し「ネモが無理やり私のスカートを短くしてパンツ丸出しにしようと…」と悪意しかない表現をするもこっち。岡田さんは当然「嘘つけ、陽菜がそんなこと…」とツッコミを入れようとしますが、これまでのもこっちが絡むと言動のおかしくなるネモを何度も見てきた岡田さん、自分の知らない「そういう一面」があるのではないかと疑念を抱いてしまいます。
そしてこの表情である。
岡田さんの精神状態が気がかりですが、その後…。
一方の加藤さん、「私はそのままでいいと思うけど」と言いつつ、「でも確かにスカート短くした黒木さんも少し見てみたいかも」と、押し付けずに提案する形に留めます。コミュ力の高さが垣間見える言い回しです。
そしてプレビュー画像のシーン。デレッデレのもこっちを見て、ネモと田村さんがつまらなさそうにしているのが印象的です。
というか裾上げて貰っているだけなのに「ゔっ!!?」って、ネモに買わせた対魔忍みたくなっているのでしょうか。
そして翌日。
中学生の頃から5年間続けてきた長スカートからの卒業。
「違和感と不安感が強い」との感想を抱きながら最寄駅の階段を昇るのですが…。
無意識に手でスカートを抑えつけてしまうもこっち。
(階段で後ろ手でスカートを隠すなんて女子高生みたいな行動自然取ってる)
そのことに衝撃を受けるもこっち。
一見お前も女子高生だろ!とツッコミを入れたくなるこのモノローグですが、この女子高生のルビは「メス」です。
どちらかというとおっさん側の思考を持っているもこっちとしてはメスになってしまったのが本当に衝撃なんでしょうね。
ここ最近のエピソードを読む限りでは別に間違ってないと思います。
そして周りに「汚い」「不快」と思われたくないから隠していたという風に解釈するもこっち。
今週の序盤でネモに「自意識ー」と言われてしまいましたが、これは自意識過剰どころか自己評価が低いならではの発想な気がします。
そしてやっぱりおっさん側の思考というか男寄りというか、ハミチンに置き換えて解釈するもこっち。
さっき覗き魔ではないと言っていたのはなんだったのでしょうか、やはりここでもガン見です。
そして座っている最中の仕草もメスっぽくなってしまうもこっち、この言い草である。
…とはいえ、5年続けてきたスカート丈が変わった日なのですからプレッシャーを感じるのは当然と言えるかもしれません。
さりげなく宮崎さんがもこっちの存在に気づきますが、ミニスカートになった事には気づいていない(若しくは感想がない)様子。
…そういえばもこっちと宮崎さんがいつも利用している通学電車はいつも混みまくりなイメージが有るのですが、今日は空いているんですね。(珍しく座れてすらいますし)
そして海浜幕張駅から学校へ向かう途中、ミニスカ姿のもこっちを目撃するネモ。
そして真っ先を思いついたのがセクハラへの仕返し。やっぱりセクハラするのにセクハラされないもこっちの長スカートをズルく感じていたのでしょうか。
まるで漫画の悪役のような悲鳴をあげるもこっち。
それを聞いて「もっとかわいい声をあげてよ」と実にいい笑顔で微笑みかけるネモなのですが…。
この羞恥と怒りの入り混じった表情──。本人曰く、「恥ずかしいのと悲鳴あげた自分に対してのイラつきとか色々」なんだそうです。
セクハラを仕掛けてきたネモに対しての憤りとかを言わない辺り、普段セクハラを仕掛けている分やり返されてもしょうがないと思っている部分があるのでしょう。
「自分がメスになって初めてセクハラされる側の気持ち少しわかった」「これからは少し控えるわ」との本人の弁からもそれを感じられます。
そして頬の火照りを残したまま「にしてもやっぱりネモは淫乱ピンクだったな」と切り出し、カウンターを入れるもこっち。
「ネモクロ」はもはや初期のネモが一方的に押す形ではなく、相互に言い合う関係に変化しました。今回のエピソードはその関係性の変化が著しく出ていたのではないかなと思います。
…そして一時期のうっちーの如く、岡田さんの顔芸がもはやオチ要員になってしまったことも実感する回となりました。
今回のワタモテは日常回…という表現が正しいのかは分かりませんが、日常アニメの一話のような感覚を受けました。
キャラクターの心情の機微やら、内面の変化を探ったり心境を探ったりとかそういった回ではなく、不穏さだとかそういうものが取り払われた今の関係だからこそほのぼのな日常が描かれているのではないかなと。
それにしても、もこっちが今後セクハラを控えるとなると、ゆうちゃんが動揺しないかが心配です。
もちろんゆうちゃんがもこっちにセクハラされることを積極的に望んでいる訳ではないとは思いますが、喪143の言動を見る限りではもこっちからの好意が如実に現れている行動が減った場合、大切な親友を他の人に取られた(興味が薄れられてしまった)と考えてもおかしくはないのではないかなと。
セクハラ的言動のなくなったもこっちに対しゆうちゃんがなんと言うのかは全く予想がつかないので、現在楽しみにしている部分(読めない展開)でもあります。