場末の。

ワタモテの感想記事がメインです。たまに他の話題を取り扱った記事も投稿します。

ワタモテレビュー喪145「モテないし3年のある日」

11月15日(木)に、待望の私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!の喪145「モテないし3年のある日」が公開されました!

 

 

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今回のわたモテは沢山のキャラクターが登場するオムニバス回となりました。
登場回数が最近少なかったキャラクターにも久々にスポットが当たる(1ページ相当ですが…)回となっており、そういう意味でも嬉しい回でした。
そして初っ端からうっちーの親友である宮崎さんにスポットライトが当たるのですが、もこっちとの間に関係性が生まれる予感…?

 

 

 

 

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今回のプレビュー画像は南さんです!
このコマだけではシチュエーションは窺い知れませんが、果たして南さんの視線の先には何が…?

 

 

 

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都心部の通勤・通学事情はどこも共通で、朝方の車両なんてものは自由に身動きできたものではありません。
もこっちも通勤通学ラッシュに巻き込まれ窮屈な様子。
……そして前回の特別編でネモに平手打ちされた結果傷ついてしまった右目ですが、どうやらまだ充血しっぱなしのようです。(後半の登場シーンまでは全てのコマに右目にトーンが貼ってあります)
さて、揺れる車内でサラリーマンの背中に突き飛ばされたもこっち。傍目から見ると抱きついているように見えるほど不可抗力で寄りかかってしまいますが、その寄りかかった相手はうっちーの親友こと宮崎さんで……二人の間に流れる微妙な雰囲気。

 

 

 

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今回と似た雰囲気のオムニバス回である喪117でも二人は満員電車で密着していましたが、その時とは違い二人の間に「挨拶」というコミュニケーションが発生しています。
何故なら「友達の友達」という近くもないしやっぱり遠い距離感ではあるものの、それでいて邪険にするのもなんだかなという関係性が芽生えたからです。
宮崎さんは以前は「例のあの人」ともこっちを呼んで遠目から観察する(小馬鹿にする)対象としていましたが、親友のうっちーがもこっちにお熱なのを察してか、(一応うっちーの友達っぽいし無視するのも…)と認識を改めています。

 

 

 

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人は失って初めて存在することの有り難さを噛みしめるものですが、それはうっちーに関しても同様なようです。

この限りのなく接点のない二人を唯一繋ぎ止める存在、それはもこっち曰く「居ても顔も存在の空気のような奴」ことうっちー。(酷い言い様だ…。)
そしてここのモノローグで、宮崎さん自身も最近グループメンバー(特に宮崎さん)に対しておざなりな態度を見せるうっちーに対して「嫌だった」と思っていた事が明かされます。
ここが素晴らしいですよね。そりゃあとても仲の良い友だちとはいえ、ネズミーでわざとはぐれたり、オープンキャンパスで雌猫グループのベンチではなくもこっちの横を陣取ったりなど、うっちーの態度は宮崎さんの態度とは裏腹に不誠実と形容できるものでした。

 

 

 

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うっちーを欠かせない存在だと迎え入れる宮崎さん一行。だが友情は恋心には勝てない。

 

 

 

 

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愛に見返りが要らないというのは綺麗事であり、宮崎さんもそんな態度のうっちーに対して不満をいだいていたということに安堵しました。なぜなら「無碍にされても不満に思わない綺麗事」というような都合の良いキャラクターの感情ではなく、「無碍にされたら当然発生する不満という感情」を乗り越えた上で宮崎さんがうっちーに対して優しい態度を示しているというのが素晴らしいのです。

また、どちらかと言うと保護者的ポジションに見えた宮崎さんが「私にはあの子が必要」という表現をした事も興味深いです。
そして経緯は違えど二人は奇しくも同じタイミングで同じ人の名前を呼びます。
一方、二人から強く求められているとは露知らずなうっちーですが……。

 

 

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──親友と愛する人の蜜月の時を目撃してしまうのでした。

 

 

 

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さて、今回の扉絵には大勢のキャラクターが姿を見せていますが、なんとほぼ全員出演しています。
本当に小さく智貴とそれを見つめる朱里ちゃんの姿も描かれていますが、今回は久々に朱里ちゃんと紗弥加のペアが登場します。
また個人的に注目したいのは、加藤さんに喪131で英和辞典を貸し、喪134で二人きりで食事をとっていたそばかすさんの再登場です。
誰とでも分け隔てなく仲良く出来る加藤さんですが、ピラミッドの頂点には一人しか立てないのと同じように、常に行動を共にするような「親友」ポジションの存在が居るのかどうか不明瞭なところがありました(岡田さんを交友を深め、「茜」呼びになったのは最近のことです)。しかしクラスが違うにも関わらず、昇降口でこのように二人で歩いている・わざわざ昼食を二人でとるといったそばかすさんは加藤さんの昔からの親友ポジションである可能性がまた一つ高まったと言えます。

 

 

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さて、扉絵開けて表題は『秘』。
岡田さんとだべっていたネモに声をかける加藤さん、ネモを人気のないところまで呼び出します。
一体何ごとかと思いきや、どうやらもこっちの目の怪我がネモによるものだと知り、それを問い質しにきたようです。
ネモに対して直接「根元さんが原因なの?」と質問するのは、ネモが原因なのが分かりきった上での質問です。ネモがもこっちを平手で打つ所を目撃した誰かから聞いたからに他なりません。
それを「どうして怪我させたの?」という類の聞き方だと角が立つので事実確認から入ったのでしょう。
荒い口調だとか攻め立てるような口調ではありませんが、それを人気のないところで質問されることの意味をネモは重々理解し、「加藤さんが思っているようなことはなにもないよ」と返事します。内容が内容だけにネモは具体的な返事ができず、加藤さんはその煮えきらない回答に「黒木さんに直接聞いてもいいかな?」と微笑みながら返します。ネモの回答だけでは信用できないと判断した証拠です。
加藤さんがいかにもこっちを買っているか、大事に思っているかが分かる一幕ですが、一方のネモも「二人だけの秘密」「加藤さんには言わないかもね」とネモクロ間の親密さを匂わせ、挑発めいた言葉を口にします……お互いに笑顔のままなので一見穏やかなように見えますが、その水面下ではかなりバチバチです。

 

 

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喪137でもバチバチ。ネモと加藤さんは女の子らしい表面下での戦いが似合います。

 

 

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さて、ネモのそんな思いは届くのか審判の時が訪れます。
「根元さんと何があったのかなって」と聞く加藤さんですが、「特に大したことはないんだけど…」と言葉を濁すもこっち。
脳裏には「加藤さんに何聞かれても誤魔化してね」というネモの台詞が。
……ネモ、まさか加藤さんに聞かれるまで全部予測済みだったということなんでしょうか。さらっと書いてありますが流石ネモ、既に先手は打ってあったようです。
こうお願いしておきながら「加藤さんには言わないかもね」と、まるでもこっちが自発的に加藤さんに言わない選択肢を選ぶような言い方をしているのもネモらしいところです。(最高)

 

 

 

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しかし、ここまで先手を打っておいても相手は加藤さんなのですから油断できません。
(さすがにこの前のことは言わないよね)と思うネモですが、やっぱり心配なのか聞き耳を立てます。
追求をなんとか避けようとしている様子のもこっちですが、「でもそれだけではないでしょう?」と穏やかな口調ながらも加藤さんの追求は収まりません。

 

 

 

 

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呆気なく落ちました。

 

 

 

 

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続いてのエピソードは『3−5メンバー』。
なんと、意外な組み合わせである伊藤さんと智貴が廊下にて邂逅します。
そして出合い頭に「この前(喪135)ことが迷惑かけてごめんなさい」と親友の非を詫びる伊藤さん。
これまで智貴が「小宮山さんがどんな人か」を聞くパターンは朱里ちゃんに対してもありましたが、その伊藤さんのまともそうな対応を見て「小宮山さんってどんな人ですか?」と問いかけます。

 

 

 

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やべー奴だった……

 


吉良の同僚よりも懇切丁寧に話し始める伊藤さん。「ここは見にまわろう」、集中線芸などで我々を楽しませてくれている伊藤さんですが、遂に狂気の一端が漏れ始めたようです。そりゃあこみさんの親友なんですから何処か壊れてないと成立しませんよね。

 

 

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……と、注目してください。伊藤さんが早口で語っているであろうこの一連の説明の中に、「誰に対しても一定の距離を置いてて」という気になる表現があります。
以前、喪117においてもロッテの応援歌で友達でよかったことを再認識されるという、そういった伊藤さんへの友情意識の希薄さを見せたこみさん。
伊藤さん曰く「周囲をドン引きさせる」「誰に対しても一定の距離を置く」こみさんですが、距離を置かれているのは伊藤さんも同様。(「さん」付けするこみさんと、愛称で呼ぶ伊藤さん)学校では常に一緒に居るにも関わらず、結構ドライと言えます。

 

 

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ではここで「何故伊藤さんはここまでこみさんに献身的なのか?」という疑問が当然湧き上がります。
伊藤さんは「ことに対してもう引くことはないと思っていた」と、これまで何度もこみさんの異常行動を受け止めてきた事を伺わせる台詞がありましたし、時にはそれを見守ったり止めたりします。
これは相当強い友情の感情がなければ成立しないレベル……もはや献身であることは間違いありませんが、献身的にされている側のこみさんは伊藤さんに距離を置いているのです。「(友情のベクトルの強さが)釣り合っている」とはとても言えません。
この回冒頭で宮崎さんが最近おざなりな様子のうっちーに対し「嫌だった」と形容していますが、伊藤さんもこれほどまでに強い友情感情をぶつけているのですからそれが返ってこないことに嫌気が差しても当然な筈です。しかし、そういった描写は今のところありません。
これは大げさですが、過去に命を救われたとか、そういった大きく好感度の上がるイベントが無ければ、これほどまでに伊藤さんが献身的であり、伊藤さんの情報に病的なまでに詳しすぎるのはおかしいのです。つい先程宮崎さんのリアルな心情を描写された谷川ニコ先生なのですから、この伊藤さんの献身には何らかの理由や特別な感情が込められているものと思います。

 


これはあくまで私の推測なのですが、先程「友情のベクトルの強さが釣り合っているとは言えない」と私は言いましたが、この関係性は「親と子供」に似ているのかなと思います。
勿論家庭にもよるでしょうが、親は子供が言うことを聞かなくても……ロッテのスタメンのOPSを上から詠唱し始めても幻滅せずに愛を注ぎ続けるものと思います。
つまりは母性。
伊藤さんは「こみは私が居なきゃ駄目だ。暴走する」という気持ちがあり、常にこみさんを「見」しているのではないでしょうか。この漫画には保護者枠が結構多い印象がありますが、伊藤さんはこみさんにとっての保護者枠である……という可能性はないでしょうか。
今後の伊藤さんとこみさんの過去の掘り下げに期待大です。

 

 

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続いてのエピソードは『紗弥加』。

遂に来ましたよ。朱里ちゃんのまともなクローズアップ回……!喪141〜142の出番は本当に少しでしたので本当に嬉しいですね。
しかも親友の紗弥加との暴走コントは約2年半ぶり(喪95)なんですね。待ってました。
……と、開幕から紗弥加がものすごい剣幕で教室に入り込んだかと思うと、智貴と知らない上級生が二人きりで話していたと報告します。

 

 

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どうやら紗弥加の音量調節機能は壊れているらしく、赤裸々な恋愛事情が教室中に響き渡ります。もう少し手心を……。
その魔の手は朱里のみに留まらず、「智貴くんこの前は上級生の旨を揉みほぐしたってうわさだよ!!」と智貴にも及んでしまいます。やはり食堂の一件は相当校内でも広まっている様子です。智貴が平穏な学校生活を過ごせることを祈るばかりです。
どうやら紗弥加はちんちんを大音量で発声しないといけない病にでも掛かっているのか、またしても衆目に晒される環境で怒鳴り散らかします。朱里ちゃんの目には紗弥加がちんちんを抱えてダッシュしてくる自爆テロ兵に見ているはずです。

 

 

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前回は赤面して狼狽していた朱里ちゃん、遂に一喝。恐らく紗弥加の暴走は前回の登場からも何回かあったことと推測できますし、それが朱里ちゃんを成長させたことは想像に難くはありません。

 

 

 

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続いてのエピソードは『狭間』。
ここでプレビュー画像のシーン、南さんの登場です。南さん個人に大きくスポットライトが当たるのは結構久々な気もします。
ネズミー以降相変わらず昼ごはんを一緒に食べる相手を探すのに苦心しているようで、真子が居なければ隣のクラスのサチ達の所に行かざるを得ないところを、「何度も行っているとバカにされる=同じクラスに友だちがいないと見下される」という点で行くことを躊躇しているようです。
喪129でもサチ達から「ついてきてもいいよ」という上から目線の勧誘の言葉を受けていた南さん、友だちがいないことはとっくの昔に看破されていそうなものですが、見栄は捨てきれない様子です。

 

 

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そんな南さんの視線の先には、豚の餌さんこと三家さんの姿がありました。
「彼氏持ちだしレベル的にはOKか」と、上から目線な格付けを済ませる南さん。
しかし火に飛び込む何とやら……南さんは最も一緒に食事を取ってはならない相手であろう三家さんを食事に誘ってしまいます。

 

 

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その上、カップルに挟み込まれ、目の前で「あーん」を見せつけられる有様です。
一人で食事を取るのと、イチャイチャカップルに一人無言で浮いた状態になる……果たしてどちらのほうがマシと言えるのでしょうか……。
……それにしても衝撃的なのはこの彼氏の胆力ですよ。三家さんの手料理を食べてもこっちが吐いたのは随分前のことですが、それからずっと学校のある日は三家さんの手料理を食べ続け、今では死にそうになりながら飲み込めるのようなるまで成長するとは。決して彼氏は味覚がイカれている訳ではなく、もこっちと同様最初は嘔吐していたのでただ耐えているだけ。「飲み込むのに時間がかかる」というのも非常に絶妙な表現です。(飲み込めるようになるまで咀嚼・噛むことすら苦痛)

苦痛を隠すために張り付いた笑顔はいつになったら真顔に戻るのでしょうか…。(彼氏は登場するコマ全部笑顔…。)

 

 

 

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続いてのエピソードは『もくもく』。


地獄のような昼食風景とは対照的に、今度は中庭での平和な食事風景です。
シートの上にサンドイッチの詰まったケースを広げるのは真子。「食べてもらってるんだけど」という謙虚な表現が目を引きます。

 

ですが、親しき仲にも礼儀あり。
もこっちのように「じゃあもらうね」と断りの一言を入れるのは重要なことです。
そして「おいしい」と感想を述べるのも、作り手への感謝を示す意味でも重要なことです。手作りでタダで分けてもらっているのですから……
……って、田村さん?

 

 

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さも当然のごとく。
これには流石のもこっちも「すげーな…」と唖然としてしまいます。
田村さんが2年生になるまでバレンタインデーのお返しをしてこなかったことが発覚したときも、もこっちが呆然としていたことが思い出されますね。
田村さんは真子に対して距離が近すぎるのもあるというか……アレですかね。親が出してくれる料理を食べる気分に近いのかもしれません。出てくるのが当たり前、というか。

 

 

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でも田村さん、たまには「すごく美味しい」って言ってあげたらどうでしょうか。こんな可愛い笑顔の真子が見られるというのに……。

 

 

さて、またも場面は地獄に戻り、『伝えたい味』。
一見伝統料理の宣伝文句か何かかと錯覚してしまいますが、コマに映し出されているのは豚の餌さんこと三家さんです。碌でもない方向に話が進むのは間違い無さそうです。
満面の笑みで「南さんも食べて」パンドラの弁当箱を差し出す三家さん。
(ほうれん草もきんぴらも全然好きじゃないけど)と子供っぽい所を見せながら、(褒めてやって仲良くなろ)という気概を見せます。

 

 

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……が、それは通常のほうれん草でもきんぴらではなく……。
「メロンパンより甘い」「舌がしびれる」って一体何入れたんでしょうか?洗剤?それとも劇薬?
三家さんの彼氏は訓練されているので耐えられますが、南さんは素人。
誤って飲み込んでしまいます。子供の誤飲は防ぎましょう。  ……いや、元はれっきとした食材のはずなのですが……。

 

 

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今から吐くついでに悪口も吐きに行くことを決意しに行く南さん。
……今回ばかりは黙って見守りましょう。サチ達からは内心誂われそうですが……。

 

 

 

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南さんを心配する(?)様子をお見せになる二木さん

 

続いてのエピソードは『言えないこと』。
前回田村さんはDV慣れしているという情報を得たネモ。田村さんに直接「よくぶってるの?」と質問します。
「そんな殴ってないよ」と返事する田村さんですが、そもそも人は余り殴らないものなので二回は結構殴ってる方だと思います。

 

 

ネモ、どうやら田村さんが何故もこっちを叩いたのか気になる様子です。
人によって沸点は違うとは思いますが、ネモは人を叩いたことが人生で今まであるかないかというレベルなのですから、相当沸点は高い方のはずです。
ですからよっぽどの大事でなくては人は叩くものではない、という認識が根底にあり、だからこそ気になっているのだと思います。

 

 

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2回見られるのが早々あってたまるかよ。

 

 

 

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そして下校途中の二人は並んで帰ります。
もうこの背景を見た瞬間ピンと来た方も居るでしょうし、背後に居る「おーり」の姿を見て察された方も多いでしょうが、「クズとメガネと文学少女(偽)」との時のコラボレーション漫画の直後のシーンと考えた方が自然でしょう。
こういったファンサービスがあると嬉しいですよね。

 

 

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歩きながら読むのはかなり危険なので控えて欲しいところですが、まあそれは置いておいて、漫画を読むのに熱中した結果田村さんと会話せぬまま目的地の駅に到着してしまいます。
それに対して「ヤベ……」と感想を抱けるようになったのももこっちの良いところでしょうし、田村さんは田村さんで「無理して話さなくていい」のがもこっちと居て楽な部分と思っているので、そんなに気にしなくても良いというのがこの二人の相性の良さを物語っているような気がします。

 

 

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そのまま解散の流れと思いきやベンチに誘導したもこっち、何をしたのかと思えば田村さんのスマホにアプリを入れたとのこと。
なんというか、田村さんは結構ガードが硬いイメージがあるのですが、いくら目の前で操作されているとはいえスマホを渡したという事実が少し嬉しいです。
そしてもこっちがスマホアプリを入れた理由は「いや なんか私だけ読んでても面白くないし」とのこと。
……これからどんどん二人でいる時間が長くなればなるほど、共通の話題はあればあるほど好ましいわけで、そういう意味でも田村さんのスマホにアプリを入れたのかなと思います。この理由だとやってることは完全にカップルですが。

 

 

 

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そして勧誘文句に「エロいのもあるよ」というのを推していくもこっち。
エロいの好きなのはおめーの方だろ、という突っ込みが脳裏に浮かんでくるシーンですね。


 

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最初はHPが沢山あるからいっぱい読める、というアドバイスを受け早速読み始める田村さん。クズメガのコラボ漫画では「漫画あまり読まないから」と言っていた田村さんですが、もこっちの好意は無碍にしないということなのでしょうか。そして翌日の朝には(6時と18時に到着するのか……)というモノローグが挟まります。ひょっとしたら先日に特別ライフを大幅に使ってしまったかもしれませんね。

 

 

 

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とりあえず漫画は分け隔てなく読んでいるのでしょうか、田村さんが読んでいたものは丁度もこっちが「エロ以外に見どころない」と評する漫画だったようです。

 

 

 

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そして田村さんが遂に肘鉄以外の攻撃を振るい、それを見てネモが学習するのでした。そもそも殴っちゃだめだよ。

 

 

 

今回のエピソードは多種多様に渡るものでしたが、朱里ちゃんが久々にコントしたり、豚の餌さんの名前が判明したり、伊藤さんがやべー奴だという事が改めて明かされたりなど見どころが多かったですね。
ただ一番の気になる点は、もこっちと宮崎さんの蜜月の時を目撃したうっちーが今後どのように動くか、ということでしょうか。
いつぞやの密着回のように車両に侵入するのか、それとも宮崎さんとの間に不和が生じてしまうのか。どう動くのか注目したいですね。